【テーブル茶道デモンストレーション実施レポート】ドイツ人8歳女児&アラフォーパパ~hier und jetzt~
和文化を愛する夫婦の片割れ、Chichanです!
2023年5月、テーブル茶道をドイツ人に体験いただきました。
その時の様子を写真を交えながらご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
Chichanについて
私は、テーブルスタイル茶道の流派「椿の会」に所属する、認定講師です。
本名の平塚千晴として登録しております!
主にドイツ・カッセルを中心にデモンストレーションを行い活動させていただいておりますが、ゆくゆくはオンラインで以下の様な日本人の方にも体験レッスンや認定講師養成講座をご提供したいと思っております。
・急にドイツに行くことになった方
・ドイツ(語圏)でテーブル茶道を提供したいと思っている方
・英語ではなくドイツ語で茶道について説明したい方
・ドイツ生活になじめていなく、家でできる趣味を探している駐在の方
今回、デモンストレーションとプチ体験をしてもらった方について
今回、テーブル茶道のデモンストレーションおよびプチ体験をしてもらったドイツ人の方を簡単にご紹介します。
体験してくれたドイツ人:友人Mさん(アラフォー男性)&末の娘Oちゃん(8歳)
開催日:2023年5月20日(土)
デモンストレーション場所:Chihannes宅
友人には8歳になる4姉妹の末っ子がおり、その子たってのリクエストから実施することになりました。
テーブル茶道デモンストレーションのご感想
まずアラフォーの友人からは
Sehr Präsens(意訳:とても今に集中している)
という言葉をいただきました。
テーブル茶道では従来の茶道で大切にされている「今、この瞬間」に集中して、心を込めてお点前をしているので、その点を感じてもらえたのでしょう。
8歳になったばかりの娘ちゃんは、実はHannesのPartenkindです。
Partenkind:コトバンクによると〔キリスト教〕 代子(代父母が責任を持つ対象の子供)
Patenkind(ドイツ語)の日本語訳、読み方は – コトバンク 独和辞典
でも実際は、コトバンクのさす意味ではあまり使われず、宗教的な意味を超えて使用されています。
現地ドイツ人が言う「Partenkind」とは、万が一ご両親に何かあったときに扶養する子どもを指すと同時に、両親以外の良き相談相手となる近所の優しいお兄さん/お姉さん的な役割も果たしているそうです。
娘ちゃんは元気っ子で、いつも活発に動き回るため、たまに手を付けられないこともあります。
エネルギッシュすぎて、私は真っ先に横になってダウンしてしまうほど元気です。いい意味で野生児かな?(笑)
そんな子が、テーブルスタイル茶道のお点前をしている時間は、すごく大人しくなり、ジーっとお点前を見ているのです!
さらに、
私もお茶、シャカシャカしてみたい
とのことだったので、茶筅を使って一緒にお茶を点てました。
デモンストレーションの後は日帰り旅行をしたのですが、帰る時に彼女は
テーブル茶道をしているChi-chan、とてもステキだったよ!動きがキレイだった!
といってくれました。
割としっかりめに話してくれたので、私はとても嬉しかったです!!
改めて、友人Mさん、Oちゃん、有難うございました!
Dankeschoen!!
最後に
今回は、2023年5月に実施したテーブル茶道のデモンストレーションをドイツ人に体験いただいた話をまとめました。
ドイツでは抹茶は健康食品(スーパーフード)として扱われており、一部の人には既になじみがありますが、実際に抹茶を「点てて」飲むということはなかなか日常的ではないようです。
ですが、テーブル茶道のデモンストレーションを通して、抹茶について知ってもらうことにより、ドイツ人の日常の中にもお茶を点てるたのしみができたらいいなーなんて思った、今回のデモンストレーションでした。
最後までご覧頂きありがとうございました!